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昭和7年11月16日開設した栗生楽園は、その後幾多の変遷をみながら、「南に浅間、西白根」の地唄のとおり、朝な夕なに秀峰を望み、清澄な高原の空気と、豊富な湯量を誇る温泉を活用した自由療養所として開かれ、60年の歴史を有しています。
現在の敷地73万3306平方米、建物279棟、職員数300人(定員職員246、賃職54)です。
入所者数は、昭和19年の1335人がピークで、平成4年10月1日現在では452人です。入園者の平均年齢は70.8歳で70歳以上が50%に達し、入所期間30年以上の者が88%を占めています。
不自由者が376人余(内、盲人109人)で全体の85%を越し、栗生楽泉園も例外なく高齢化と不自由度の進行が顕著です。
全患協運動の成果などもあって、予算も年々増額され、入園者の生活も改善されていますが、今後は医療充実のための予算と入園者の高齢化、不自由度の進行などを考慮した具体的な対策が望まれます。
昭和54年以降、国立高崎病院、国立西群馬病院、群馬大学への治療も可能になって、地域医療との提携、援助も進んでいますが、依然として医師の定員確保、看護婦、看護助手の確保は困難を極めており、充員に苦慮しているところです。
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