草津の工芸品湯もみ細工の伝承者。
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出会い
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とてもパワフルな方でした。鳶のような澄んだ目で
「あんた達は草津好きかい?」
と問いかけてきて大好きと答えるとにっこりとほほえんで
「だったら取材、いいよ!」って快く受けてくれました。
そして「インターネットで何するんだい? 言っとくけどメリンスはもう無いよ!商売にはなんないけどそれでもいいのかい?」
と聞かれ、「お話しが聞きたいんです。」と答えると「まぁ、あがんなさい」とお茶を入れて下さいました。
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生き方
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もともとはある1部上場企業の経理をされていたそうですが、そこが無くなると甲州屋という民宿を始められたそうです。
持前の努力と真面目さで固定の馴染みさんが付いてきて、多くのお客様からの御礼の手紙も拝見させて頂きました。
人がやらない事をやっていこうという男顔負けのバイタリティーで様々な展開をしていく内にこの湯もみ細工との出会いがあったそうです。 |
大切に思う事
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人と人の出会いは何物にも代えがたい。
多くに人達の支えで私は充実して生きてきた。
前向きの望む事で解決できないことはない。 |
今の苦労
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良いメリンスが手に入らないんです。これは湯もみ細工を受け継いだ際にも言われました。
ウールマークは100%ウールでなくても付いています。100%でないとよい湯もみ細工は出来ません。でもウールだけでは非常に生地が弱くなります。だからよく化繊を補強に使うんです。それでは良い湯もみ細工は出来ません。
どなたか良いメリンスが手に入る方はいませんか?
(ちなみに水通ししたものは駄目だそうです。) |
民宿は?
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今は営業してません。又これからも・・・
でもね、私には夢が有るんですよ! |
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伝承していきたくとも材料が無いので出来ません。
もし材料を持ってくるのなら教えてあげますよ!
よく土産物で置きたいとか売りたいとか言ってくるけど手間ひま考えたらとても高い物についてしまう。だから商売にはなんないんです。 |
夢
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現在新居を造っています。そこに老人会の皆さんと共に私が湯もみ細工を皆さんに教えていきたいんです。
年をとったからこそ新たな生きていく楽しみがあるって素晴らしい事じゃないですか!
どうぞお気軽にいらして下さい。 |
ポリシー
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死ぬまで元気でいたいんですよ!私は。 |
| 表に出て写真を撮らせて頂きました。
終始前向きに話をして下さった鈴木さん。その生きざまとポリシーは見習わなくてはいけないと思います。
この取材が終って何ともいえない心地よさにひたっていました。そしてそれと同時にこの湯もみ細工を絶やしてはイケナイ!私達にできることはやっていこうと思いました。
”年をとったからこそ新たな生きていく楽しみがあったりできたりする事って素晴らしい事じゃないですか!”
この一言の重みは何事にも代えがたい気がしました。
この人と会って話が出来たこと、取材が出来たこと、そしてこのHPを立ち上げた事への喜びがひとしお湧いてきた時に「あんたたち草津を盛り上げて下さいな」と言われました。
ご自身が生きてきたこの町への愛情とそれと共に今を必死に生きている人達の安らぎの場を作ろうとする姿勢にひどく心を打たれた取材でした。 |