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布施正美 先生

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草津で温泉治療を長年研究されておられます。

出会い

とても穏やかな方です。私達が始めてお電話かけた時もいろいろと丁寧に対応して頂きました。

温泉治療の事で色々と伺いたいと取材を申し入れした際も快く引き受けて頂きました。

いつも穏やかで、心が安らぐようなお話しの中には、医は仁術という言葉がそのままあてはまるような感でした。

考え方

人間はみなそれぞれに病気と闘う力をもっています。私達はその手助けをしているだけなんですよ。

温泉治療を否定される方もいれば肯定される方もおられます。医学はまだまだ全てが解明されている訳ではありません。この治療法、あの治療法と色々と試して要は治ればそれでいいじゃないですか。その中で私は温泉治療を研究している訳で、まだまだわからない事ばかりですよ!

穏やかに語られるその口調の中には、今までの数々の難病治癒に貢献してこられた先生の確たるものさえも感じました。

大切に思う事

やはりご本人が病気を克服しようとする気持ち、これがなければ何事も進みません。

皆さんが気付かれていないような素晴らしい力を皆さんはお持ちなんですよ!

今の取組み

温泉治療や転地療養といった療法は時間的にも経済的にもとても負担の大きいものです。それらをなんとかしてバックアップしていけるような体制を取れないだろうかという事で、旧来の湯治宿のシステムを今一度見直してもらいたいと思いいくつかのお宿と協力しているんですよ。

経済的な負担をできるだけ少なくする為にも必要な事だと考えているし、実際に大変ですよね。

療養の薦め

お年寄りには冬の草津での療養は御薦めしませんねぇ。自然が厳しいんですよ。でも夏場はいいですよ!「暑い」といった事がほとんどないし、快適に療養できますね。

草津の歴史

草津の歴史はそのまま難病治療の歴史といっても過言ではない部分をもっています。いわゆる余り表にでない所ですかね。

性病やハンセン病などそれはもうひどいもんだったようです。病人は差別され、隔離され、そんな必要などなかったんですがね!それを見かねた小山田先生という方が、「みんなここに住もう!」といいそれまであちこちに散らばっていた難病者達を集めて一所に部落化したんですよ。なかにはイヤがる方達も多くいたそうですが、「私もここに住むから一緒に住もう!」の一言で全員が移り住んだそうです。

その後に国が楽泉園を造ったんですが、職員達はそんな小山田先生までも差別し始めていたんですね。悲しいけれどそれが現実の世の中で、そういう時代だったんです。

淡々と話して下さったその話は私達の言葉さえも失わせる力をもっていました。

場所はホテル櫻井のはす向かえぐらいのところです。
道路からちょっと入った所ですが、注意してみているとすぐわかりますよ!
バスセンターから天狗山方面に向かって左側です。  
インタビューを終えて写真を撮らせて頂きました。

民間療法と証して高額な加入金をとってのカウンセリングなどをしている所もあるが、あんたたちは違う様だし・・・

先生が一番心苦しい点なのかと感じました。

終始穏やかな口調で、それでいて病気を治す事への情熱が根底にふつふつと湧いているのが肌で感じられるようなひとときでした。このあと、【草津の達人】のHPを印刷したものを手に取ってごらんになられて、よく調べてありますね、大変だったでしょう。とおっしゃって頂きました。

このホームページ宛に色々と質問してこられる方がおられます。掲示板であったり、メールであったり、御忙しい中申し訳ございませんがそのような方達のカウンセリングを御引き受け頂けませんか。と申し入れした所、「ファックスでも送って下さい。できる限り協力しましょう」と快諾して頂きました。

この場をお借りして御礼申し上げます。

この取材が終って何ともいえない心地よさにひたっていました。医者が患者の事を考えながら共に治療を進めていくという本来の意味での医療に触れることができたように感じます。

布施先生と会って話が出来たこと、取材が出来たこと、そしてこのHPを立ち上げた事への喜びがひとしお湧いてきた時に「これ私も執筆した草津温泉の学術的な本ですが、進呈しましょう」と言われ大切な本を頂戴いたしました。

ご自身が生きてきたこの町への愛情とそれと共に難病を克服しようと必死に生きている人達に少しでも力になりたいという姿勢にひどく心を打たれた取材でした。

 

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著作権及び使用権肖像権はすべて当方に委ねます。最終更新日 : 2007/07/01